インスタのリールを作りたいのに、「自分には特別な経験がない」と手が止まる。
そんなときは、新しい出来事を探す前に、一つの経験の伝え方を見直してみてください。
同じ経験でも、誰のどんな疑問に答えるかで、企画の主役は変わります。
この記事では、ソウタのAIインスタ大学の講義をもとに、「意外な組み合わせ」「言葉の見せ方」「一つの経験の切り口」の三つを整理します。
最後に、その中から一つを選んでリールの冒頭にする手順まで紹介します。
元動画とこの記事で扱う内容
元動画:94歳のインスタ初投稿に学ぶ|見たくなる動画の伝え方
元動画では高齢者の投稿を例に、日常の見え方や伝え方を解説しています。
この記事では第三者の再生数や成功の再現性を根拠にせず、本人の講義にある企画づくりの考え方を、自分の経験へ応用する方法を扱います。
以下の文例は説明用であり、実際の顧客成果やAIの実出力ではありません。
1.「誰が、何をするか」の組み合わせを見る
元動画の06:16付近では、普段のイメージと、実際にすることの違いが説明されています。
見慣れた行動でも、行う人の背景が分かると、見方が変わることがあります。
例えば、「朝食を作る」だけでは、見る人が続きを見たい理由は伝わりにくいかもしれません。
ところが「料理が苦手だった人が、出勤前に一品だけ作れるようになる過程」なら、同じ悩みを持つ人にとって具体的です。
ここで必要なのは、無理に珍しい行動をすることではありません。
自分が本当に経験した変化を、見る人が理解できる形にすることです。
まず、素材になりそうな経験を一行で書きます。
次に「誰にとって、何が意外なのか」を添えます。
意外さが見つからなくても、困っていたことが解決する過程を見せられれば、別の入口を作れます。
説明用の整理例は次のとおりです。
- 経験:出勤前に朝食を準備した。
- 見る人:朝に時間がなく、朝食を省きがちな人。
- 見せる変化:一度に何品も作らず、一品だけ準備するようにした。
- 使う実物:準備する順番と、できあがった一品。
体験にない時間短縮や健康効果まで付け加える必要はありません。
見せられる事実に限定することで、撮影する内容も決めやすくなります。
2.事実を増やさず、言葉の見せ方を変える
11:49付近からは、同じ対象でも言葉の置き方によって受け取られ方が変わる、という話に進みます。
重要なのは、事実そのものを大きく見せることではありません。
見る人がどこに注目すればよいかを、言葉で示すことです。
例えば「作業机を片付けた」は、起きたことの説明です。
これを「作業を始めるたびに探していた道具を、手の届く場所に置いた」とすると、何に困り、何を変えたかが見えます。
その経験が実際にあるなら、道具の配置を見せながら説明できます。
言い換えを考えるときは、次の三点を確認してください。
- 元の事実と違う内容になっていないか。
- 見る人の困りごとが分かるか。
- その言葉に対応する場面や実物を撮れるか。
「誰でも」「必ず」「一瞬で」といった大きな言葉は、内容と合うかを慎重に確認します。
言葉だけ強くして、動画の中で説明できない約束を増やすと、冒頭と本文がずれてしまいます。
3.一つの経験を、三つの切り口に分ける
14:37付近では、一つの経験も、角度を変えると別の話になることが説明されています。
同じ出来事を何度もそのまま投稿するという意味ではありません。
その経験の中から、別々の疑問に答える部分を取り出します。
例えば、作業机を片付けた経験なら、次のように分けられます。
- 手順の切り口:最初に何を机から外したか。
- 判断の切り口:使う頻度が低い道具を、どこへ置いたか。
- 続け方の切り口:翌日も同じ状態へ戻せるよう、何を決めたか。
三つを一本へ詰め込むと、何の動画なのかがぼやける場合があります。
まずは一つを選び、その疑問に答える動画にします。
残りは、別の疑問に答えられる素材があるときに次の企画へ回せます。
4.切り口を一つ選んで、冒頭と本文をつなぐ
企画が決まったら、冒頭で答える問いを一つに絞ります。
説明用に「手順」を選ぶなら、例えば次のような入口です。
机を片付けても、翌日にはまた散らかっていた。
今回は収納を増やす前に、毎日使う道具だけを手元へ残してみました。
最初に机から外したものと、残したものを見せます。
この冒頭にしたら、本文では実際に外したもの、残したもの、その理由を見せます。
整理術の一般論を長く説明するより、冒頭の約束に対応する場面を先に置くと、見る人は話を追いやすくなります。
撮影前には、「この冒頭の後に見たい画面は何か」と自分に問いかけてください。
画面が思い浮かばない場合は、約束が抽象的すぎるか、説明する範囲が広すぎる可能性があります。
自分の素材で答えられるところまで絞り直します。
5.公開後は、見られ方を分けて改善する
企画の考え方を使っても、再生や登録が増えるとは限りません。
公開後は、表示されたときに選ばれたか、冒頭を見続けてもらえたか、本文で疑問を解決できたかを分けて確認します。
タイトルや画像を変えるときも、同じ公開後の期間や、近い流入条件で比較することが大切です。
再生が少ない段階で勝ち負けを決めたり、一度に複数の要素を変えて一つの原因へ結び付けたりしないようにします。
まずは一つの経験から、一つの疑問に答える動画を作る。
次に、実際の見られ方を確認して、伝わりにくかった一箇所を直す。
この順番なら、企画づくりを自分の経験と結果へ戻せます。
動画で具体的な説明を見る
考え方を講義の流れで確認したい方は、元動画をご覧ください。
言葉の見せ方は11:49付近、一つの経験の切り口は14:37付近で扱っています。
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